齋藤:春節まであと二週間

 

 

今日から二月が始まり、

中国ではより一層春節ムードが高まっている今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

最近、日本語の勉強を始めて一ヵ月半くらいの学生に、

簡単に日本の新年を紹介しました。

 

 

 

日本では、12月31日を大晦日といい、年越しそばを食べ、

1月1日からの新年は餅を食べる、

大人は子供にお年玉をあげる、などなど…

 

 

中国では、日本の大晦日に当たる日は「除夕」といい、

新年は「饺子」を食べ、

大人は子供にあげるお金は「压岁钱」といいますね。

 

 

 

 

この話をすると

「大晦日??」

「なんで大晦日というんですか?」

と学生から質問されます。

 

 

確かに…

と思い調べてみると、以下のような記述がありました。

 

旧暦では毎月の最終日を「晦日」といい、

もともと“みそ”は“三十”の意味で“みそか”は三十日の意味。

一ヶ月の最後の日が30日や31日、29日などバラバラなので

後に新暦の12月31日を指すようになった。

 

 

…なるほど。

 

 

 

今までこんな風に「大晦日」という言葉を調べたことがなかったですし、

この言葉に疑問を持ったことすらなかったです。

 

 

 

 

中国で日本語を教える、という環境は、

異なる文化を知ることができ非常に刺激的です。

 

 

また、いままで当たり前すぎて疑問にも思わなかった事が自分にある、

ということを知れる、という面もあります。

 

 

 

 

こういう出来事があると、

あぁ、私、そんなことも知らないんだ…..と一旦自分に絶望し、笑

調べて、学んで、

さらに深く日本を理解することができます。

 

 

 

 

個人的な話ですが、

大学では比較文化学科を専攻し、

もっと実用的な学科にすればよかった…(泣)

と後悔したこともありました。笑

 

ですが今はそんなことは思いません。

今、生活を通して文化を比較していて、

あの時があったから今があると心の底から思います。

 

人生どこかでつながるんだなあ何があるかわからないなあと、

若干26歳で思うので、

60歳くらいになったら今は想像できないくらい、

ぶっ飛んで楽しんでるんだろうなあと思います。

 

 

 

そのために

自分の本心に従い、日々の選択を大切にすること

目の前のことを全力で楽しむこと

 

この二つが必要だと考えます。

 

2018年はまずこの二つをしっかり、大切にしていきたいです。

 

 

 

 

かなり話がそれましたが、

今日から二月、春節まであと二週間ということで、

少し早めではありますが、

みなさま、新年快乐~!

 

 

 

 

文責:齋藤

 

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