みなさん、中国にもしりとりのような言葉遊びがあることをご存知ですか?
中国語では 「成语接龙」 といいます。
日本のしりとりのように言葉のおしりを取って
新しい単語を繋げていきます。
様々なルールがありますが、主に四文字の成語を使って遊びます。
弹丸之地→地塌天荒→荒淫无道→道长论短→短叹长吁…
このように言葉を繋げていきます。
「成语接龙」 の「接龙」は龍のように長く繋げていくという意味があります。
この言葉の由来となったお話を少し紹介します。
昔、中国の浙江地区は干ばつに悩まされていました。
雨が降らず、農作物はまったく育たず困っていたときに、
村の長老が近くの山に行き、どじょうを取ってきました。
どじょうは龍の化身だと考えられていたため、お寺にお供えし、
祈りをささげると、雨が降りだし、村人は喜んだそうです…
…というお話から 「接龙」 という言葉ができたそうです。
成語は覚えるのが難しいともいいますが、
「成语接龙」 でゲーム感覚で覚えていくのはいかがでしょうか!