ポストといえば何色を想像しますか?
ほとんどの方は赤色を思い浮かべるのではないでしょうか。
では、中国のポストは何色かご存知ですか?
中国のポストは緑色なんです。
なぜ中国のポストは緑色なのでしょう?
ポストの歴史を少しだけ遡ってみましょう!
実際、昔の中国の郵便局員は緑色の服を着ていませんでした。
漢の時代の郵便局員は赤い頭巾をかぶり、赤い服を着て、
紅白の郵便袋を持っていて、非常に鮮明な色使いでした。
これは遠くからでも見えやすいようにするためです。
清朝末期になると、イギリスが郵政の規則を定めました。
それは、制服の色をイギリス海軍の色の青にし、夏はブルーグレーに変え、
胸には“大清邮政”の文字が入っています。
その後フランスが郵政の新しい規則を定めました。
それは、ポストや輸送車、船は緑と黄色の2色を使うというものです。
緑がメインの色で、黄色はアクセントに使います。
その後、第一回全国郵政会議で正式に緑色を郵政の色とすることが決定しました。
緑色は平和や繁栄を象徴しています。
そういうわけで、現在の中国のポスト、郵政の制服、車、かばんなどは
すべて緑色で統一されているわけです。