1995年3月、今から23年前のちょうど今ごろ、私はなぜか上海にいた(高校の卒業旅行)。
誕生日が3月24日なので、弱冠17歳…
土煙舞い上がる上海空港に降り立った17歳の青年は何を考えていたのだろう。
たぶん何も考えていなかっただろう。でも、1995年の上海をこの目に焼き付けておくことができたのは、その後の人生において、かなり大きかったように思う。
2018年の上海をこの目に焼き付けておこう。
3週間、中国三都市(上海、北京、西安)をバックパックで一緒に周り、旅の最後の思い出で乗り込んだ外灘の観光クルーズ船上で、黄浦江を遠くに眺めながら、新川剛くんに言われた言葉が今でも忘れられない。
「森、この3週間、毎日毎晩、夢ばっかり語られて、ホント相当ウザかったよ…」
新川くん、正直いって…
今でも本質は変わらない…
今でも毎日毎晩、周りの人に夢を語ってウザがられているよ。
でも、もういいんだ。
もうあきらめたよ、夢を語らない自分になる努力をすることを。
夢を語るのをやめたら、もう自分ではなくなってしまうから。