課外レッスンで、一般の中国人と話す時、意外と通じないのが、「我」と「有」。
「我」を発声する時、初級話者は「お」をイメージしてしまいます。中級話者になってからも外で「お〜お〜お〜お〜」言っている方を見かけると、こちらも少し恥ずかしい(これではムーブメントは起こせません(笑)、でも笑っちゃいけない、実際私もそうでしたから…)。
それは間違いで、口をすぼめて「う」から発声するようにしましょう。
「我(wo)」の「w」は「う」から始まる。
「う」から徐々に「お」に変化させていく感じです。
「魚(うお)」を三声にして言ってみましょう。
我(われ)は魚(うお)也。
次に「有」ですが、
これも「よ」を意識してはいけません。
では、最初に発する「語」はなんでしょう?
そうです。
「い」ですね。
「い」→「よ」→「う」
「you」は「iyou」であることがわかれば
「有」の発音はマスターしたも同然です。
よく歌舞伎とかで「イヨ〜ぅ!ポンポンッ(太鼓の音)!」という掛け声がありますよね。
その「イヨ〜ぅ」を三声で言ってみてください。
はい、できた!
それが「有」の正しい発音です。
全ての「表音式表記=拼音(ピンイン)」には、発声の「コツ」があります。
ちょっとコツを掴むだけで、相手に伝わる割合がグッとアップします。ぜひやってみてください。