郭丽老师:“莫名其妙”火起来的游戏

 

“莫名其妙”火起来的游戏

不可思議なブームを起こしているゲーム

 

 

 

提到“游戏”这个词,大家会想到什么呢?“王者荣耀”“吃鸡”还是”消消乐““斗地主”等等。

大家兴趣不同,但相信大家一定能从不同的游戏中获得乐趣。

 

“ゲーム”という言葉を聞くと、皆さんは何を想像しますか?

“王者荣耀” “吃鸡” “消消乐“ “斗地主”などでしょうか。

それぞれ興味があるゲームは違いますが、それぞれのゲームの中から楽しさを見出していることと思います。

 

 

 

 

最近提到游戏,可能不得不说的是“跳一跳”和“旅行青蛙”了。

两个游戏有个共同的特点就是,不用花费很多的时间、精力、钱财。

可能在等人等车的间隙,甚至在等红灯的瞬间都能来一局或者看一眼。

今天,我们来说一说“旅行青蛙”。

 

 

最近のゲームは、“跳一跳”や“旅行青蛙”なしには語れないでしょう。

この二つのゲームには共通点があります。

ゲームに費やす時間、労力、お金が少ないという点です。

待ち合わせや電車待ちのスキマ時間、特に信号待ちの時に一斉に携帯を見始めます。

今日は、“旅行青蛙”(日本語は“旅かえる”)についてお話しましょう。

 

 

 

 

这是一款来自日本的游戏,游戏首先火起来是因为它很“佛系”,

一只可爱的蛙,来去自由随心,不受任何约束,去哪也不提前预告,

回来也是随缘带点特产,不哭不闹,从配乐到画面,一片祥和。

三五朋友常来做客,蛙在家的时候偶尔看看书、写写字,再不就是吃吃饭、做做手工。

觉得时机可以就出去旅行,你给他多带点食物,他就走得远一些;少带一点,就很快回来。

时间长了没回来,就发张照片报个平安。可以说是很佛系了。

 

 

このアプリは日本のアプリで、ブームになった原因はこのアプリが非常に“草食系”だからです。

一匹の可愛いカエルが、何にも縛られず、自由気ままに出かけ、どこに行くにも事前に教えてはくれません。

カエルが帰ってきたときはお土産を持ってきます、泣かず騒がず、画面はとても平和です。

また、数少ない友達が遊びに来たりもします。

カエルが家にいるときは、たまに本を見たり、お絵かきをしたり、何度もご飯を食べたり、何かを作ったりしています。

カエルに多めに食べ物を持たせると、彼はちょっと遠くまで出かけます。

少ないと、すぐ帰ってきます。

長い時間帰ってこない時は、写真を送って安否を知らせてくれます。

このアプリは“草食系”といってもいいでしょう。

 

 

 

 

但是玩家沉不住气呀。在家的时候就想,怎么蛙还不出门旅行!

蛙出门了又想,我家蛙怎么还不回来!一点都不佛系呀……

 

 

しかし、遊んでいる方は気が気ではありません。

カエルが家にいるときは、どうして出かけないの!

カエルが出かけたときは、私のカエルちゃんどうして帰ってこないの!と思うからです。

少しも草食系ではありません…

 

 

    

 

 

 

这款游戏截止到上个月在APPLE STORE的下载量突破了1000万,其中95%来自中国,只有2%来自日本。

明明一款只有日文的游戏,却在中国火爆了起来,这到底是为什么呢?

就这个问题,有记者专门采访了游戏的研发团队,虽然团队的人表示“我们也非常想知道原因,原因正在调查”

但是从采访中,我们似乎可以得到答案。

 

 

このアプリは先月までで、アップルストアでのダウンロード数が1000万を突破し、

その中の95%が中国からのダウンロードで、日本からのダウンロードは2㌫だけです。

このアプリは日本語が使われているゲームであることは明らかですが、逆に中国で爆発的ブームとなりました。

一体それはなぜでしょう??

この問題は、ある記者がゲームを開発研究する団体に話を聞きに行きました。

するとその団体は“私たちも原因をとても知りたい、今調査中です”と答えました。

しかし、インタビューの中で、私たちは答えのようなものを見つけ出しました。

 

 

 

这是一个害羞而且谦逊的团队。他们在采访中说,没想过跟谁竞争,也没想在大众范围内变得流行,

只想给一部分人带来自由自在的享受。和成功准则相反,他们甚至不希望维持太高的用户活跃度,

理由是考虑到大家手机里还有其他很多游戏要玩,“不想妨碍用户的游戏生活”。

他们深知“游戏终有一天会玩腻的”,唯一的目标是,厌倦以后再次想起这个游戏,

想到的会是一些美好的回忆,比如爱。

 

これらの団体は謙遜していて、あまり自分たちのことを表に出しません。

彼らをインタビューする中で、誰かと戦わず、これだけ大きな流行を巻き起こすと言うことは思ってもいなかったことです。

持ってきたものによって自由に恩恵を受けられるということだけを考えていました。

成功とは裏腹に、彼らはユーザーに常に活発にアプリを利用してもらうことは望んでいませんでした、

多くの人の携帯電話の中にはたくさんのアプリがあるため、

“ユーザーのゲーム生活を妨げたくない”というのがひとつの理由です。

彼らは“ゲームは一日で遊び飽きてしまう”という事実を発見したので、

唯一の目標は、飽きた後、またこのゲームで遊びたくなるようにすることでした。

それができるのは記憶や愛などではないかと考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

是啊,这款游戏为什么会火起来,可能因为它带给我们那种久违的美好,比如回忆,比如爱。

 

そうですね、なぜこのアプリがブームになったのかというと、

カエルは私たちにある種の美しさ、

たとえば記憶や愛などを持ってきてくれていたのかもしれません。

 

 

 

文責:郭丽

 

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