“煎餅”といえば山東省の特産の食べ物で、
お店もたくさんありますね。
クレープのような形をしているのが特徴です。
日本の煎餅とは少し違いますね!
ですが、日本の煎餅は中国が由来だと言われているそうです。
では、今日は少し煎餅のお話を^^
中国の煎餅は、
煎:鉄板で焼くこと。
餅:小麦、粟などの粉を水で練って平たく成型した食品全般を指す。
ということで主に小麦を使っています。
それらが日本に伝播したわけですが、
日本では縄文、弥生時代になんと
煎餅に近いものを食していたようです。
すりつぶした栗や芋を一口大程度に押しつぶしたものが
遺跡から出土しています。
ですが、日本の煎餅はお米から作られているものが多いですね。
お米の煎餅は埼玉県の草加せんべいが発祥と言われています。
団子をつぶして焼いたらおいしいんじゃない??
というところから生まれたようです。
由来が諸説あり定かではないのですが、
自然にお米の煎餅が作られていったようです。
また日本、中国以外にも煎餅はあるようです。
ヤムイモ・タロイモを主食とする環太平洋諸島には、
それらを原料とする煎餅に近いものが存在するそうです。
日本と中国、文化こそ違いますが
世界的にみるとアジアの国ということで
似ている部分も多いですね^^
インドのナンとも何かつながりがありそう…(#^^#)
…こんな風に食べ物の面から文化を比較しても面白いですね♪